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クリスマス、お正月気分が抜けないうちに、ここイギリスは雨に続く雨、とうとうまた夏と同じ洪水がグロースターシャーを脅かしました。とにかく雨が多くてうんざりしていたところに、それこそ“神の恵み”とさけびたくなるくらいのすばらしいお天気が週末を飾ってくれました。もちろんすべてを投げ出して、ナショナルトラスト(National Trust)の庭へとまっしぐら?と言いたいところですが、冬は閉まっているところもかなりあります。
朝、花の問屋に行き、注文していた花を車に積み込みそのまま遠足に出かけました。着いた先はシェフィールドパーク(Sheffield Park Garden)。East Sussexs州にあり、我が家からは車で40分くらいのところです。現在はナショナルトラストの管理下、湖のランドスケープガーデンで有名なところです。日曜日の午後、サンデーランチの後の散歩を楽しむ家族連れが多く、1月とは思えない位のにぎわいを見せていました。
入ってすぐ目に付いたのが“スノードロップス”です。春が来た!
枯葉が腐葉土になっている黒い地面から可憐な白い花を咲かせている姿は、見た人の心を必ず動かすでしょう。しつこいようですが写真を2枚入れました。スノードロップスは中の花弁が八重のものや、花びらの数が違うものなど、様々な品種などがあります。新芽を出そうとしている木の下で、ひと足先に誇らしげに咲いているスノードロップスに喝采をおくりたくなります。

近頃写真の撮り方が上手になったのでは…と1人満足感に浸っていたのですが、今回シェフィールドガーデンを歩いていて、とんでもない勘違いに気がつきました。私の腕が上がったのではなく、このガーデンをデザインした人の計算されたランドスケープが素晴しいから、良い構図がカメラにおさめられるのです。それも18世紀にデザインされたんですよ!どこで写真を撮ってもカレンダーや絵葉書になる素晴しい構図です。私が撮った写真を1枚載せておきます。(大きくして見てください。)これからも勘違いしたまま、ナショナルトラストの素晴しいランドスケープガーデンの写真を紹介していきたいと思っています。

PS:写真をクリックすると大きな写真になります。
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スノードロップス
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{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{{シェフィールドパークの湖をバックに咲き誇るスノードロップス
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素晴しく計算されたランドスケープガーデン